2013年09月03日

ローマ1−4 トレヴィの泉 【イタリア旅行記】

スペイン階段を下りてさらに歩き、トレヴィの泉へ向かう。
空がだんだん暗くなってきた。

トレヴィの泉は数多いローマの泉の中でも最大のもので、中央にネプトゥヌス(英名ネプチューン。ギリシャのポセイドン。海神)、左右にケレス(ギリシャのデメテル。豊饒の女神)・サルス(ヒュギエイア。ギリシャの医神アスクレピオスの娘で、健康の女神)を配置している。

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▲暗くなってきたのでライトアップされたトレヴィの泉。中央がネプトゥヌス。

このように古代ローマの神々はギリシャ神話の神々と対応して同一視されているものが多い。ユピテル(ジュピター)=ゼウス、ウェヌス(ヴィーナス)=アフロディテ、メルクリウス(マーキュリー)=ヘルメスなどが有名だろう。このあたりは惑星の名前にもなっている。

本来ローマの神々はギリシャの神々と別物なのだが、神々に関する物語はほとんどギリシャからの借り物になっているようだ。

さて、トレヴィの泉にはコインを後ろ向きに投げ入れると再びローマに来ることができるという伝説があるので、とりあえずコインを入れてみた。

何を隠そう俺は10年前にローマに来たときに、コインをローマに投げ込んでいる。
今回ローマに再訪できたということは、この伝説は真実なのだろうか。

後で調べたところ、実は投げ込むコインの枚数によって効果が異なるらしい。
1枚だと再びローマに来ることができ、2枚では大切な人と永遠に一緒にいることができ、3枚になると恋人や夫・妻と別れることができるのだそうだ。

・・・知らずに小銭をじゃらっと投げ込んだ記憶があるけど、何枚入れたっけなぁ。
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2013年08月03日

ローマ1−3 スペイン広場【イタリア旅行記】

『天使と悪魔』ツアーは続く。
地下鉄に乗って、ポポロ広場まで移動。次の目的地はサンタ・マリア・デル・ポポロ教会。

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ここのキージ礼拝堂の「ハバククと天使」が見たかったのだが、残念ながら礼拝堂は工事中だった。
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ところでポポロ広場には何故かオベリスクが立っている。これは、ローマ帝国がエジプト侵攻時に略奪していった名残だという。

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オベリスクとは古代エジプトで作られた巨大な尖塔のことで、先がピラミッド型になっているのが特徴だ。Wikipediaによると、世界で現存する古代オベリスクは30本で、そのうち13本がローマにあるらしい。
エジプトに残っているのはわずか7本。大英博物館しかり、ベルリン博物館しかり、とかく古代エジプトの遺物はヨーロッパ各国に奪われがちだが、それだけ彼らにエジプトへの憧れがあるということなのかもしれない。

教会を出た我々は、ポポロ広場からスペイン広場まで歩くことにした。

しばらく歩いて、スペイン階段脇のバビントン・ティールームで休憩。
アイスミントティーとティラミスを注文。
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ミントティーが美味しかった

外に出ると、夕焼けに染まる美しいスペイン階段。
そしてここにもオベリスクが。

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ローマの休日でオードリー・ヘップバーンが食べていたジェラートの印象が強いが、最近は階段付近の飲食は禁止らしい。実際には、ピザを食べてたりワインを瓶で飲んでる人もいたが。

階段の上には教会があったので中に入ってみた。

トリニタ・デイ・モンティ教会という教会で、実はスペイン階段の正式名称はトリニタ・デイ・モンティ階段という。左右二つの塔が特徴で、このデザインはフランス式なのだそうだ。
posted by Magic at 03:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月09日

ローマ1−2 サンタマリア・デッラ・ヴィットリア教会【イタリア旅行記】

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▲威圧感のある像

サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会に続いて向かったのは、サンタマリア・デッラ・ヴィットリア教会。

入り口にドアを開ける代わりにチップを要求するジプシーがいた。

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ここは『天使と悪魔』を読んで訪れた教会で、規模もそこまで大きくないのであまり期待していなかったのだが、とにかく装飾が立派で驚いた。
小さなスペースに豪華な彫刻・宝飾がぎっしり詰まっている感じだ。

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この教会の目玉は、何と言ってもベルニーニの「聖テレーザの法悦」。

ジャン・ロレンツォ・ベルニーニは17世紀に活躍した彫刻家で、「ベルニーニはローマのために生まれ、ローマはベルニーニのためにつくられた」と言われるほどのローマを代表する芸術家だ。

そのベルニーニの代表作の一つがこれ。

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ちょっと悪い顔をした天使が、女性に矢を突き刺そうと構えている。
刺される女性側はちょっと嬉しそうにも見える。

この女性はアビラのテレサという修道女で、別名イエズスのテレジアとも呼ばれる神秘主義者。
天使に炎の槍で胸を貫かれ、苦痛とともに甘美な快感を得たという、彼女の宗教的神秘体験をモチーフにしているのだそうだ。

解釈は分かれるようだが、禁欲万歳なカトリックにおいて精神的・肉体的なエクスタシーが表現されているという珍しい像。
『天使と悪魔』以来特に観光客の人気スポットになっているようだ。

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