2011年07月17日

ヨーロッパ旅行記【西ドイツ編】4−4 グーテンベルク

続いてマインツ大聖堂すぐそばのグーテンベルク博物館へ。

マインツは活版印刷の発明者グーテンベルクの故郷でもある。

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ルネサンス三大発明の一つと言われる活版印刷は、15世紀にここマインツで生まれた。

それまでは全ての書物が手書きの一点ものだったわけで、読書はごくごく一部の知識人だけのものだった。それが、この発明によって何冊も複製できるようになったのだ。我々が普段本を読めるのも、この発明のお陰である。

活版印刷ができたことで大きな影響を受けたのは何といってもキリスト教。当時は聖職者にしか読めなかった聖書が一般人にまで普及していくことで、やがて「聖書こそが真理である」とするプロテスタントによる宗教改革が広まる大きな役割を担った。いくら聖書が正しいと言われても、聖書を読めなければ話にならないからだ。

ちなみに「世界三大発明」と言ったときは「印刷」。
これは木版で、中国で生まれている。

この博物館にはグーテンベルクの印刷した聖書が展示されている。
いわば世界初の普及版聖書だ。

実際の印刷課程を見ると、版画じゃん?と思ったのだが、やっぱり原理は同じことのようだ。ここにはグーテンベルクだけでなく中国や日本、韓国や果ては古代エジプトの印刷技術などの資料も残されていて、日本の展示場には写楽の版画の仕組みなんかもあった。

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1455年に印刷されたグーテンベルク聖書は42行のページがほとんどのため、「42行聖書」と呼ばれている。
全部で180部印刷されたらしい。印刷物とはいえ、かなりの希少本だ。
この博物館のメインの展示品のため、暗い部屋に厳重に保管されている。

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世界初の印刷物にしてはかなりキレイに出ているな、というのが感想。そして……何とカラーだ。版画だからカラーもありうるが、それにしたって頑張ったなぁ。。

と思ってあとで調べたら、カラーの部分は後で書き足した物らしい。180部ならそれもありか。。まぁそれまで全て手書きだったんだもんな。

いや、いいもん見た。

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食欲がないので昼食は諦めてジュース屋でパワードリンクなる物を購入。
マンゴーとバナナとオレンジが入ったオリジナルジュースだ。
posted by Magic at 01:56| Comment(0) | ヨーロッパ旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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