2011年07月16日

ヨーロッパ旅行記【西ドイツ編】4−3 マインツ大聖堂

今回はマインツ大聖堂の中に入ることができた。

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マインツ大司教はカトリック組織におけるドイツ最高位の聖職者で、アルプス以北(=イタリア以北)においてはローマ教皇の代理人だった。金印勅書以降は、神聖ローマ帝国の七選帝侯の筆頭になるほどの力を持っていた。

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▲ステンドグラス

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▲何故か気になった、自分の頭部を胸に抱える男の像。

ライン川クルーズの時にも書いたが、この7人でドイツ王(≒神聖ローマ皇帝)を決めるということだ。

選帝侯は諸侯の中でも最高位という扱いになる。

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聖職諸侯なんかはもう、司教と言うよりはほとんど王様だ。ただし、聖職者と王の決定的な違いは、聖職者は婚姻が認められていないため建前上は世襲ができないということ。ハプスブルク家のように大家族を作って際限なく領土を拡大、というような存在にはなれない。

Wikipediaによると、金印勅書での選帝侯の取り決めはこんな感じ。

# 選帝侯はマインツ大司教、トリーア大司教、ケルン大司教の3聖職諸侯、ライン宮中伯(プファルツ選帝侯)、ザクセン公、ブランデンブルク辺境伯、ボヘミア王の4世俗諸侯の計7侯に定める。
# 選挙はフランクフルト市で行い、戴冠式はアーヘン市で行う。
# 選挙は単純過半数にて行う。選挙結果に従わない選帝侯は選帝侯位そのものを失う。
# 選挙結果は教皇の承認を必要としない。
# 選帝侯は諸侯の最上位を占め、領内における完全な裁判権、鉱山採掘権、関税徴収権、貨幣鋳造権、ユダヤ人保護権を有する。
# 選帝侯領は分割を禁止し、長子単独相続とする。
# 選帝侯は、「呼び出されることなき権と召喚せられることなき権」を有する。選帝侯への反乱は大逆罪として処罰される。
# 皇帝が空位の場合には、プファルツ選帝侯がシュヴァーベン地方とフランケン法の及ぶ地域を統治する。
# 諸侯間の同盟は禁止する。
# 私闘は禁止する。
# 選帝侯をはじめとする諸侯の領邦主権の法的確定をする。



マインツ大聖堂はキレイな中庭を持っているが、内部は割とシンプルな感じだった。

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▲後ろから見たマインツ大聖堂

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▲桜?も咲いていた
posted by Magic at 02:16| Comment(0) | ヨーロッパ旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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