2010年07月02日

ヨーロッパ旅行記【南ドイツ編】2−2 ノイシュヴァンシュタイン城

RIMG0946.jpg

馬車を降りてから少し山を登ると、ついにお城が見えてきた。

RIMG0947.jpg

さっきから降っていた雨は、入り口に着いた頃には雪に変わっていた。

RIMG0950.jpg

RIMG0954.jpg
▲城門

指定時刻より早目についたので、しばらくお城の入り口で待つことになった。一応屋根がついているので雨風が防げるし、小さい売店があるので暇つぶしにもなる。城側にしてみればいい商売だ。

RIMG0957.jpg

入り口の電光掲示板に番号が表示されていて、自分のチケットの番号が表示されたら先に進む。ちょうど銀行の整理券みたいな感じだ。

※内部は写真撮影が禁止されているので、場内の写真はありません。。

確かにシンデレラ城のモデルっぽいのだが、正確にはシンデレラ城の前に作られた本家ディズニーランド(アメリカ・アナハイム)の「眠れる森の美女の城」のモデルらしい。どちらかというと内部の構造なんかを含めて、ドラクエのお城みたいだ。

内部はさすがというか、絢爛豪華で素晴らしかった。ノイシュヴァンシュタイン城は造りが中世っぽさ満点なのだが、作られたのは割と最近で実は19世紀。

この城を造ったのは、歌劇王ワーグナーのパトロンでもあった時のバイエルン王、ルードヴィヒII世。彼の通称は狂王。世界で狂王と言えば、ルードヴィヒII世かトレボーの二択なのだ。

ルードヴィヒII世は中世騎士道に憧れ、パリのヴェルサイユ宮殿などに影響を受けて国のあちこちに城を造りまくったメルヘンチックな王で、その集大成がこのノイシュヴァンシュタイン城だった。

そんな性格だから実用性よりデザイン重視。設計には建築家よりも画家を採用し、中には洞窟まで作ってホントやりたい放題。彼は立派な城を作るためだけに国の財政を食いつぶした。ノイシュヴァンシュタイン城城は未完成だったが、危機感を感じた政府はルードヴィヒを軟禁した。王は最終的に自殺とも他殺ともいわれる不審死を遂げたという。

まさに狂王の所業だし、国民としたらそんな王様たまったもんじゃないが、そこまでやったからこそ、未完成ながら一度は来る価値がある。狂王でないと作れない贅沢さがここにあるのだから。



RIMG0960.jpg

さて、東京タワーに上ると東京タワーが見えないのと同じように、城の中からは城が見えない。というわけで、城見のスポット、マリエン橋に行ってみることにした。これもまた結構急な坂を登る。

途中、ホーエンシュヴァンガウ城が見える。

RIMG0961.jpg

ルードヴィヒII世が幼少を過ごした城で、彼の父親が建設した城だ。さっきのチケットセンターでチケットを買えばこっちにも入れる。

RIMG0962a.jpg
▲画像を自動補正してみた

というわけでマリエン橋に到着。

RIMG0970.jpg
▲マリエン橋からのノイシュヴァンシュタイン城

マリエン橋から見える城は美麗の一言だが、どうにもこうにも橋が怖い。

RIMG0971.jpg
▲橋の上から……

相当高いところに架けられていて、橋自体は鉄製なのだが、足場は割としょぼい木だし、欠けているので下が透けて見えるし、子供たちがバタバタ走るので結構揺れる。高所恐怖症気味の俺にはちょっと厳しい。でも、間違いなく行くべき。

RIMG0969a.jpg

RIMG0967a.jpg
▲色調補正版

帰りは歩いて降りていこうと思ったのだが、運賃が登りの半額だというのでまた馬車に乗ることにした。ただ、登りはともかく下りはあまりメリットがない。人間の歩く速さと大差ない。料金が半額なのもうなずける。とはいえ、バスは時間が読めない上に乗客も多く、場合によってはかなり遅れるようなのでそういう意味での安定感はある。

麓についてはみたものの、ミュンヘンに戻る電車とちょうどいいバスが行ってしまったので、一時間近く足止めを食らってしまった。仕方なく、近くの小屋でソーセージを食べながら時間を潰す。無論ビールだ。

RIMG0980.jpg

多分日本人の想像通り、ドイツでは町中で当たり前のようにソーセージが売られている。丸いフランスパンみたいなパンをセットでつけてくれて、お店の方でパンに挟んでくれることが多い(パンなしという選択もある)。ホットドッグと違ってケチャップはつかないないことが多いが、その代わりマスタードは大抵ついてくる。

RIMG0981.jpg
▲店内の様子
posted by Magic at 00:41| Comment(0) | ヨーロッパ旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。