2010年06月25日

ヨーロッパ旅行記【南ドイツ編】1−2 ケルン大聖堂

さて荷物も預けたし、本日のメインスポット、ケルン大聖堂を探そう。


……探すまでもなく、大聖堂は駅を出たら目の前にドカンとそびえていた。


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でかい。

とてつもなくでかい。

今のケルン大聖堂は3代目で、正式名称はザンクト・ペーター・ウント・マリア大聖堂。1248年から作り始め、紆余曲折あって完成は1880年。何と完成まで600年もかかってしまったが、それでも当時は世界最大の建築物だったらしい。サグラダ・ファミリアが可愛く見える。ちなみに初代ケルン大聖堂は4世紀に作られた世界最古の聖堂だった。

ケルンの歴史は古く、かつては北のローマと呼ばれるほど栄えていた。ケルンの大司教は、代々神聖ローマ皇帝(=ドイツ皇帝)を選ぶ7選帝侯の一人だった。

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タワーのように高いだけじゃなくて、視界全部が大聖堂になるほどのサイズには重厚感がある。

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デザインとしてはゴシック様式なのでとげとげしていて、かなりの威圧感を感じる。あまりにでかすぎて写真をどこから取っていいか分からない。

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▲正面のファサード。逆光が残念だが……収めるだけで一苦労

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入り口は二カ所。中に入るとひんやりしていて、荘厳な雰囲気。

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太陽の光を受けたステンドグラスが美しく輝いている。南側のステンドグラスはバイエルン王ルードヴィヒI世によって寄進され、「バイエルン窓」と呼ばれている。

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▲バイエルン窓

ゲロ大司教(って名前面白いな)の十字架は976年に寄進されたもので、奇跡の力があるらしい。

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▲ゲロ大司教の十字架「ゲロクロイツ」


奥には「東方三博士の遺物」なる物が、黄金細工の箱の中に入っている。世界最大の黄金細工という話もあるが本当かどうかは分からない。

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▲東方三博士の遺物。ケルン三大聖遺物の一つ。

東方三博士(マギ)というのはキリストが生まれたときにアジアから来て、黄金、乳香、没薬の贈り物をして去っていった謎の三人組。絵画などにはそれぞれ黒人の青年、白人の壮年、アラブ人老人の姿で描かれることが多い。アフリカ、ヨーロッパ、アジアそれぞれの代表とみなしているそうだ。

まぁそもそも三人という人数自体が聖書には書かれていなくて、後から「贈り物が3つだから3人だろう」とされたぐらいで信憑性はあまりない(気がする)。とはいえ、クリスチャンなら知らぬものはいない伝説の人物の遺骨がこの箱に収められている。

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▲シュテファン・ロホナー「大聖堂の絵Domild」

それにしてもスゴイ聖堂だ。元々ドイツに来た目的はこのケルン大聖堂だったので、感慨もひとしお。

しばらく中で椅子に座ってほけーっとした後、大聖堂を出てケルン駅周辺を散歩してみる。

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地図を見るとかの有名な国際河川ライン川が近いので、せっかくなので見に行ってみた。ドイツ人が父なる川と呼ぶライン川。スイス、ドイツ、フランス、オランダを流れる長い川で、流域の半分ぐらいはドイツを通っている。ケルンは中流に位置していて、最下流はついこないだ通ったロッテルダムらしい。

日本は島国なので国際河川と言われてもピンと来ないが、複数の県を流れる川みたいなイメージなのだろうか。

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▲ホーエンツォレルン橋 on ライン川

大きな船がいくつか止まっていた。

ちなみに便宜上日記のタイトルは既に南ドイツ編になってるが、ケルン自体はドイツの西側にある。
posted by Magic at 00:55| Comment(0) | ヨーロッパ旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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