2010年04月30日

トルコ旅行記8−3 ギリシャ正教総本山

食後、バスに乗って聖ゲオルギオス大聖堂へ向かう。コンスタンティノポリス主教座。昨日のリベンジだ。

昨日は間に合わなかったが、今度は確かに開いている。
普通の教会やモスクとは違って、何というか「一つの事務所の敷地内に聖堂を造りました」という感じ。警備員のいる大きな屋敷のような門をくぐると、聖堂がある。テロにあったりしているようで、セキュリティが厳しい。

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▲聖ゲオルギオス聖堂

ギリシャ正教の教会は、カトリックと比べると装飾が多めでキンキラキンな感じ。やっぱりイコンがきれいだ。

イコンは正教会の祝福を受けたギリシャ正教徒の画家のみに描くことが許された、キリストや聖母マリアの画だ。

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ところで、旧約聖書に「偶像崇拝は禁止する」と書いてあるのになぜキリスト教では聖像やイコン、十字架が許されるのか? ユダヤ教・イスラム教では神の絵は描かれないのに。

これは「像を崇拝するのではなく、像を通して神を思い描いているのだ」という考え方に基づいているらしい。これも公会議で決まったことだ。像自体が神聖なわけではない、というわけだ。たとえて言えばあれは恋人の写真と一緒で、好きなのは恋人であって写真ではないけど写真も大事だよねという論理。

てことは日本でやってた踏み絵は、所詮絵だから踏んづけても無問題なのだろうか。とりあえずギリシャ正教では「イコンはいいけど像はよくないよね」ということで、聖像はあまり作られない。

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さてこのゲオルギオス教会、交通の便は悪い場所なのに結構参拝客だか観光客が来る。もう少し通いやすくしてあげればいいのにと思うが、由緒あるコンスタンティノポリス司教座も今はちょっと不遇なので仕方がないのかも知れない。何しろ総本山のある街なのに、イスタンブールにはほとんどキリスト教徒がいない。ギリシャ人正教徒はトルコからいなくなってしまったので、カトリック教徒主体のローマにヴァチカンがあるのとはかなり状況が違う。ここは信徒がいない地域にある総本山なのだ。

ちなみに聖堂のすぐ側には立派な建物があるのだが、どこまで行っていいものかよく分からない。

その後、聖堂近くの土産屋で緑のエルマチャイを何度も飲まされながら、価格交渉。基本的にここの国の人たちは「言い値は倍以上つけてもいい」という発想なので慎重に交渉しないとやられる。慎重に交渉してもやられる。

せっかくなので小さなイコンを買ったり、ちょっと立派なナザールボンジュウを入手してみた。
posted by Magic at 03:55| Comment(0) | トルコ旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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