2010年03月15日

トルコ旅行記7−2 ブルー・モスク

腹もふくれたので、トラムに乗って昨日も使ったスルタナフメト駅へ。
今日はブルーモスクに入ることにした。正式名称はスルタン・アフメト・ジャーミィ。ジャーミィというのはモスクのことだ。

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オスマントルコのスルタン・アフメト1世が17世紀に作った、イスタンブールを代表する現役のモスクで、拝観料は基本無料。ただしお祈りの時間は外して入らなければならない。お祈りの時間は季節によって違うのでうまいこと外さなければならない。何しろ一日五回もある。

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屋根が青いからブルーモスクかと思いきや、そうではなくて寺院内部の装飾から名付けられたらしい。

ブルーモスクはなんと言っても6本の尖塔(ミナレット)が特徴的だ。ちなみにモスクの尖塔は、大体どこに行っても4本までしかないのだが、これには面白いエピソードが残っている。

何でも、モスクの設計者がスルタンに「黄金の(アルトゥン)尖塔を作れ」と言われたのを「6本の(アルトゥ)尖塔を作れ」と聞き間違ったことで生まれたらしい。

聞き間違いで生まれた6本の尖塔だったが、これは聖地メッカの怒りを買う。メッカにはカアバ神殿をを取り囲むようにマスジド・ハラーム(通称カアバ・モスク)という100万人収容可能な超巨大モスクがあるのだが、この尖塔が6本だったのだ。そのため、スルタン・アフメト1世はカアバに7本目の尖塔を贈ったそうだ。ちなみに今は9本あるらしい。

余談だが、モスクというのは教会やお寺と違ってあくまで「お祈り」の場。1日5回、メッカのカアバ神殿の方角(キブラ)に向かってお祈りする習慣があるイスラム教ならではの施設だ。モスクには必ずカアバ神殿の方角にくぼみ(ミフラーブ)が付いていて、どっちを向いてお祈りするのかがはっきりわかるようになっている。そのため、上記のカアバ・モスクは唯一ミフラーブがないモスクということになる。

入り口で靴を脱いで中に入る。靴用の袋は用意されている。
もちろんトルコだけに、内部は高そうな絨毯がしかれている。

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モスクというのは外から見るとでかくて、何階建てなんだろうと思うのだが、基本的に平屋なのだ。これはキリスト教会も一緒で、高さがあっても2階建て、3階建てになっているわけではない。(尖塔がある場合は別だが)だから中に入ると天井がものすごく高い。

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ブルーモスクもその通りで、高い天井や壁面にはイズニックタイルと呼ばれる青いタイルが全面敷き詰められていて、窓は惜しげもなくステンドグラスで装飾されている。キリスト教会との最大の違いは、中には十字架もなければムハンマドの像も天使の絵もまったくなく、幾何学模様で彩られているということ。コーランでは偶像崇拝が厳しく禁じられているので、無限を象徴するアラベスクと呼ばれる幾何学模様でびっしりと飾るのだ。

ブルーモスクは基本無料だが、出口でバクシーシを取る。心付けなのでいくらでもいいし、払わなくてもいい。1リラ渡したら証明書を2枚くれた。0.5リラで1枚分らしい。

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posted by Magic at 01:46| Comment(0) | トルコ旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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