2010年02月21日

トルコ旅行記6−2 イスタンブール

予定より1時間ほど遅れてしまったが、国内線は無事、カイセリからイスタンブールへ戻ってきた。

ベルトコンベアで待っていたが荷物がなかなか出てこないので、トイレに入る。すると、恐ろしくマナーの悪い客に出くわした。

混雑しているにもかかわらず、トイレで全く並ぼうとしない。ギャーギャーわめきながら、どんどん前に割り込んでいく。顔が黒いので最初東南アジア系かと思ったが、言葉を聞くと中国人のようだ。あぁ。。と思った。

初日に続いて遅れてしまったものの、今回は無事ガイドと会えた。
ちょっと軽そうだが、ワイルドな感じのナイスガイって感じだ。

ワゴンの中で色々話を聞きながら、イスタンブールの情報を集める。
イスタンブールはホテルへの送迎のみなので、全て自分の足で動くことになる。

話を聞くとベリーダンスとセマーのディナーショーがあるらしいので、明後日の夜で予約した。中国の雑伎団とかカンボジアのアプサラダンスとかバリのバロンダンスとか、観光者向けとはいえとりあえず名物は見ておくべきだと思うのだ。なのに歌舞伎も能も狂言も見たことがないのはどういうことだろうか。大相撲はかろうじてあるが。。

さて大都市だけあって(首都ではない)イスタンブールは渋滞していたが、1時間かそこらで何とかホテルへ到着。ホテルは新市街のグランドスター。

ここで簡単にイスタンブールの地理について説明しておこう。
文明の十字路と呼ばれるトルコの真骨頂はこのイスタンブールにあると言っていい。
トルコがヨーロッパなのかアジアなのかよく分からないという原因も、この街にある。

というのも、イスタンブールという街は「小アジア」と呼ばれるアジア側(昨日までうろついていたアナトリア地方)と、ギリシャがあるバルカン半島の2つの地域に分散しているからなのだ。

istan00.jpg
▲イスタンブールを中心に、西がヨーロッパ、東がアジア


istan01.jpg
▲拡大。左がバルカン半島、右が小アジア。上の付け根(ボスフォラス海峡)にあるのがイスタンブール。

アジア側とヨーロッパ側はボスフォラス・ダーダネルスの2つの海峡で分断されていて昔から船で行き来しているが、今は海峡に橋も架かっている。

ちなみにボスフォラスとダーダネルスの二つの海峡の間に広がる内海がマルマラ海と呼ばれる好漁場。魚が美味しいのだ。

とはいえ観光地と呼べる場所は基本すべてヨーロッパ側にあるので、観光客は普通ヨーロッパ側に宿泊する。そしてヨーロッパ側はさらに金角湾という内海を境に、南北二カ所に分かれている。

istan02.JPG
▲イスタンブールの地図。海峡の東側と西側、両方にイスタンブールが分かれている

南が旧市街、北が新市街。有名なモスクや宮殿、市場は主に旧市街にあり、文化や経済の中心は新市街になっていてショッピングや食事は新市街側が向いている。

というわけで、まとめるとこんな感じだ。
・西のヨーロッパと東のアジアはボスフォラス・ダーダネルスの2海峡で分かれている
・ヨーロッパ側、南の旧市街と北の新市街は金角湾で分かれている
・旧市街→観光地
・新市街→都市部 :今回泊まるホテル
・アジア側→郊外

グランドスターの受付でセーフティボックスのデポジットを50ユーロ払う。

海外旅行だと往々にしてあるのだが、地方都市から大都市に入るとホテルの格が若干下がることが多い。今回も(洞窟ホテルよりはいいが)カッパドキアのペリタワーの方が綺麗で広かった。物価の差があるので仕方ないとは思うが、日本の都市部でも安くて綺麗なホテルはあるんだけどなぁ。

さて、ここで重要な事件が発覚する。

なんとカメラがない。2年ちょっと使っているが、まだ十分動くコンパクトデジカメだ。

……が、探しても探しても見つからない。
朝食までは撮影したが……空港で無くしたのか?

悩んでいても仕方がないので、諦めて街へ出ることにした。
一応、しょぼいカメラつきの携帯電話と充電器(PCからUSB充電だが)はある。

ホテルの最寄り駅は、タクシム。駅に隣接するタクシム広場は新市街の中心地だ。高台にあるタクシムにあった分水器(タクシム)からイスタンブールの各都市に水を流していたのが語源らしい。

街の見た目は完全にヨーロッパだが、所々にあるモスクやドネルケバブ屋から香る香辛料はやっぱりイスラム圏なのだ。そしてやっぱりお祈りの時間は、モスクから大音量で放送が流れる。

ちょっとおなかが空いたので、その辺で焼き栗を買う。
季節柄なのか、このあたりにはよく焼き栗が売られている。
これ、香ばしくてとても美味しい。3〜5TLぐらいだったかな。

観光に繰り出す前に、切符屋でアクビルを20リラ分購入する。
アクビルというのはSUICA的な使い方をするプリペイドカードならぬプリペイドボタンのようなもので、見た目はボタン電池みたいな形で小さな取っ手が付いている。

akbil.jpg

で、トラムやフェリーなどの自動改札にはアクビルを押しつける穴が開いている。街を走るたいていの乗り物で使えるし、割引も効くし、手間いらずでとても便利なのだが、デポジット以外は返却されないのが観光客にはちょっと痛いところ。
posted by Magic at 00:37| Comment(0) | トルコ旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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