2010年02月17日

トルコ旅行記5−4 洞窟ホテル

カッパドキア最後の宿は、ギョレメ村の洞窟ホテル、キャニオンビュー。
岩山を削って作られた、数部屋のこじんまりとしたホテルだ。

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▲手前に写っているのが運転手さん

ガイドと一緒に受付で手続きをしようとするが……受付は薄暗く、中には誰もいない。
この規模だと個人経営だろうから仕方がないのだろうが、宿泊施設に入って誰もいなかったという経験は初めてだ。ちょっと不安になる。

断りもなく受付の奥に入っていったガイドがどこからともなく鍵を捜し出してきて、「30分後にハッサンというハゲたオッサンが来るから先に部屋に入っててください」と言われて部屋に案内される。
不用心なのか、ガイドとツーカーになっているのかよくわからない。

部屋は俗に言う洞窟ホテルで、岩山の中にいる感じでなかなか雰囲気はいい。
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バスタブもないし若干ぼろいけど、いかにもカッパドキアという感じだ。

というわけで名残惜しいが、2日間お世話になったガイドとはここでお別れ。ありがとう。いい経験になったよ。

運転手の方は明日8:20に来て、空港まで送ってくれるらしい。
そう言えば気球代を払っていなかったのだが、明日運転手に渡してくれとのこと。
払わなくて済むかと思っていたのに残念だ。

さて、10分ぐらいしたらすぐにハッサンが来た。
大工の息子のムキムキのモヒカン武闘家が来るかと思ったら、ガイドの言うとおりただの髪の薄いオッサンだ。

ドアを開けるといきなり「元気ですか?」と来て自己紹介が始まった。
いきなり「このホテルはホテルになる前は私の家でした」とカミングアウト。

なんでも、元々は9世紀ぐらいの教会だったらしい。ということは築1100〜1200年ぐらいだ。トルコも地震大国らしいが、よく持っている。石ってすごいなぁ。

部屋のスリッパに見覚えのあるロゴが。
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サーマルホテルパム。

……あ。パムッカレで一泊したホテルだ。
おっさんがパムに行ってスリッパを自ホテル用に持ち帰ってきたと見た。
繋がってるなぁ。。

実はまだ15時台なので、ギョレメの町を散策することにした。
昨日まで泊っていたネヴシェヒルと違って、ここは完全に奇岩地帯。
奇岩の中にホテル、奇岩の中にレストラン、町と奇岩が一体化しているのだ。
さすがにいい加減奇岩も見慣れてくる。

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ギョレメは観光の中心地なのか、土産物屋やツアー会社、レンタルバイク屋などいかにも観光地向けの店がたくさん並んでいる。学校なんかもあったが、奥の方には昨日来たギョレメ野外博物館があった。

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▲ファミリーマートが……

土地勘が付いたところで一度ホテルに帰り、ガイドブックで晩飯を食う店を探す。
どうでもいいがキャニオンビュー、町からそれほど遠くはないのだがいかんせん上り坂がきつい。ここに住んでたら体力付くんだろうなぁ。。

というわけで晩飯を食いに行く。冬なので5時過ぎの時点で既に真っ暗だ。

レストランはガイドブックに載っていたアラトゥルカ(Alaturca)。

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エフェスビールエクストラというのを頼んだが、売り切れだという。
というわけでエフェスビールライトというのにする。生ビールで出てくるのが嬉しい。

まず、焼きたてのパンと、スパイスの粉、チーズ、溶かしバターが綺麗な器に入って登場。

焼きたてパンがいつにもましてうまい。

前菜はちょっと悩んで、店名の付いたアラトゥルカプレートというのを頼んだ。
これが……恐ろしくボリュームがあってびびる。

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ポテトコロッケ、チーズ春巻き、キョフテフライ、チーズサモサ、サラダ。
……おつまみセットか?
2人前ぐらいあったので結構大変だった。

メインは、これも店名を冠した「アラトゥルカシシケバブ」。
クズシシケバブ?という奴だと思われる。ちょっと高級なシシケバブ。

ナスと羊肉を串に刺して焼いた感じだろうか。出てくるときは串から抜いてあって、皿に盛られている。
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ナスはホントに焼きナスという感じ。
羊肉は食べ応えがあって臭みはほとんど無く、大ぶりの肉は柔らかすぎず固すぎず野趣あふれる感じでとてもいい。美味しかった。

トルコ語でケバブというのは焼肉のことで、シシというのは串のことだ。だからシシケバブは「串焼き肉」ということになる。

ちなみにインド料理ではシークカバブという挽肉のちくわみたいな料理が有名だが、あれも言語が違うだけで元々はシシケバブと同じ意味。シークというのが串を意味しているのだが、なぜか日本では名前はシシカバブ、料理はシークカバブの形態の方がメジャーになっている。

それにしても美味しかった。満喫した。というか満腹で死にそうだ。

でもまたきつい坂を登ってホテルへ戻らなければいけないのだ。ひい。。。

ちなみに洞窟ホテルにはテレビも何もないので、明日からのイスタンブール旅行の計画を立てたり日記を書いたり『レイトン教授と魔神の笛』をやったりした。
posted by Magic at 04:20| Comment(0) | トルコ旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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